イタリアの競争当局は9月25日、格安航空会社の英イージー・ジェット、英ライアンエアー、伊ブルーパノラマ航空、西ブエリング航空の4社に対し、新型コロナウイルスの感染拡大に伴いフライトがキャンセルされた乗客への対応に問題がなかったか、調査を開始したと発表した。ロイター通信などが報じた。当局によると、当該の航空会社では、各国政府の間で移動制限が設けられていた期間以外でもフライトがキャンセルされていた。また、キャンセルを受けた乗客にバウチャー(利用券)を発行し、払い戻しを行っていなかった点などが問題視されている。規制当局は7月から同様の調査を伊アリタリア航空を対象に実施している。