独製薬ベンチャーのビオンテックは9月17日、米製薬大手ファイザーと共同開発中の新型コロナウイルスワクチンの増産に向け、スイスの製薬大手ノバルティスからドイツ国内の製薬工場を購入すると発表した。ビオンテックは同工場を2021年上半期に本格稼働させ、ワクチンの生産能力を年間7億5000万回分まで拡大する計画。開発中のワクチンは現在、世界各地で臨床試験を進めており、早ければ10月に規制当局への承認申請を行う可能性があるとしている。