石油輸出国機構(OPEC)の加盟国は6日、ロシアなど非加盟の産油国に対し、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で急激に値下がりした原油価格を下支えするための追加の減産措置を呼び掛けたが、協議は決裂した。3年前から続けてきた協調減産の継続についても合意できなかった。これを受け、ニューヨーク原油先物は年初の水準と比べて30%以上安くなった。