欧州中央銀行(ECB)は6日、理事会を開き、少なくとも2020年前半までは政策金利を現状の水準に据え置く方針を発表した。利上げは早くて20年後半以降で、これまでの19年末から半年遅らせる判断を下した。ECBのドラギ総裁は記者会見で、「保護主義の脅威など長期的な不確実性は、経済情勢に影響を与え続けている」と述べた。