過激派組織「イスラム国」(IS)指導者が米軍の攻撃により死亡したとの報を受け、マレーシアやフィリピン、インドネシアなど国内にイスラム過激派を抱える東南アジア各国はISの思想に感化された一部イスラム教徒の報復に警戒感を高めている。各国の治安幹部は、指導者が死亡してもその思想が広く普及しており、過激派との攻防が収束することはないとの見方を示している。29日、ロイター通信の報道を東南アジア各紙が報じた。