米国は25日、タイからの一部輸入品に認めていた特恵関税制度(GSP)を停止すると発表した。タイが労働者の権利を十分に保護していないことが理由という。一方、バンコク・ポストは米国の対タイ貿易赤字が積み上がっていたことや、米国で利用されている農薬の利用をタイ当局が禁止したことがGSP停止の背景にあり。労働者保護については口実に過ぎないとの見方も示している。