タイ工業連盟(FTI)は18日、2019年のタイ国内自動車生産台数の見通しを215万台から200万台へと15万台引き下げた。国内市場では自動車ローン審査の厳格化により販売台数の伸びにブレーキがかかっている。輸出では米中貿易摩擦を主因とする世界的な景況感の悪化やバーツ高が足を引っ張っている。タイには日系自動車メーカーが生産拠点を集積させており、その減速は日系企業にも大きな影響を与えそうだ。