中国のネット大手テンセントはシンガポールをアジア事業のハブ拠点に据え、世界展開しているゲームなどの開発運営を中国から移す考えだ。ブルームバーグが9月15日、関係者の話として報じた。中米関係や中印関係の悪化を背景に、中国ネット企業の間では東南アジア市場に注目する向きが強まっている。アリババ集団はグラブへの大規模投資を計画し、バイトダンスはシンガポールを拠点に東南アジア市場への大規模投資を計画している。