オーストラリア準備銀行は2日、理事会を開催し、政策金利を1.25%から過去最低となる1%に引き下げた。昨年6月以来、2会合連続の利下げとなる。声明では、「オーストラリア経済はほど良い状態にある」としながらも、消費が抑制されており、所得の伸び鈍化が住宅価格を押し下げていると指摘。経済成長が減速気味であるとして、2度目の利下げにより経済を下支えすることを決めたとしている。