タイ中央銀行は26日、2019年の国内総生産(GDP)の成長見通しを3.8%から3.3%に引き下げた。中国経済の減速を背景に輸出や観光収入の減少を見込む。政策金利は1.75%に据え置いた。ただタイバーツは投資家から安全資産と見られており、対ドルでバーツ高が進行している。当局は状況を注視し、上昇を抑える手段を導入するとしている。