ストレート・タイムズは20日、香港で発生した「逃亡犯条例」を巡る大規模デモや混乱は同都市の金融センターとしての地位を低下させ、相対的にシンガポールに企業や投資家、資産家の注目が集まっていると報じた。既に一部の資産家はそのアセットを香港からシンガポールに移しているという。シンガポールも政治的自由や言論は制限されているが、少なくとも主権は確保されているため、中国の統制が強まる香港とは環境が異なると同紙は指摘している。