タイの国営エネルギー大手PTTグループは17日、6億2200万ドルを投じてオマーンやサウジアラビア、カザフスタンに油田権益を持つPartexホールディングスを買収すると発表した。ポルトガルのカルースト・グルベンキアン財団が保有する株式を買い取る。PTTグループは今年3月にも米マーフィー・オイルからマレーシアの石油・天然ガスの探鉱生産プロジェクトを買収すると発表するなど、海外での権益確保に動いている。