バンコク・ポストは17日、イスラム教徒による観光市場が世界的に急拡大していると報じた。マスターカードなどの調査によれば、2020年に観光客の数は1億6000万人、市場規模は2200億ドルとなり、2026年にはそれぞれ、2億3000万人、3000億ドルに拡大するという。タイはシンガポールに次ぐ人気の渡航先。その需要拡大に応えようと、タイ政府はイスラム観光客の行動を調査し、礼拝所の設置などイスラム教徒のライフスタイルに合った観光インフラの整備を進める計画だ。