ストレーツ・タイムズなどの17日報道によれば、シンガポールの石油を除く5月の輸出額は前年同月比で約16%減少した。中国向けが落ち込んだのが響いた。同様に米中貿易摩擦の煽りを受けて経済成長が鈍化しているタイでは、中央銀行幹部がバンコク・ポストに対し、「米トランプ大統領が再選された場合、米中摩擦が続き、タイがその影響を受け続けるリスクがある」とコメント。タイ経済の先行きに警鐘を鳴らしている。