米OpenAI(オープンAI)はこれからのビジネスをどう変えるのか。世界中のマネーもまた、新たな成長分野の台頭を固唾をのんで見守っている。

 約290億ドル(約3兆9400億円)――。米国で報じられるオープンAI(非上場企業)の推定企業価値だ。2022年12月には約200億ドルとの見方が出ていたばかり。わずか数カ月で評価が急騰している状況だ。

 株式市場でも「生成AIの恩恵を受けられるかどうか」は株価上昇のカギになっている。例えば米マイクロソフト。オープンAIに出資しているうえ、自社の検索エンジン「Bing(ビング)」に対話型AI(人工知能)を搭載すると発表したことで株価は上昇。「ChatGPT(チャットGPT)」が公開される前日の11月29日に比べて2月中旬には一時13%も高い水準に達した。米バズフィードはオープンAIとAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)連携してコンテンツ作成に活用することが明らかになった1月下旬に一時2倍以上に株価が上昇。その後は反落したが、それでも11月下旬に比べて3割高い水準で推移する。コンテンツ作成を生成AIに任せることで生産性が向上する期待があるようだ。

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