「暗号野郎」と呼ばれる人々がいる。暗号技術を駆使して社会変革を起こそうと、2000年代初頭まで活発に活動していた集団だ。その中に、内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者、ジュリアン・アサンジ氏もいた。アサンジ氏の異母弟に当たるガブリエル・シプトン氏が「現代の暗号野郎」たちと組んで、兄の解放運動を繰り広げている。シプトン氏に闘争の全容を聞いた(シプトン氏については前回の記事「『兄救え』ウィキリークス創設者の弟、強国・米に挑む」で詳報)。

国家機密を暴露した罪で米司法省から起訴されているジュリアン・アサンジ氏が、19年から英国の刑務所に収監されています。

ガブリエル・シプトン氏:収監された時から私は兄ジュリアンの解放に向けて、暗号資産(仮想通貨)コミュニティーの人々に協力を呼びかけています。仮想通貨の源流をたどるとジュリアンもメンバーの1人だったサイファーパンク(暗号野郎)に行き着きます。目指す方向が一緒であり、強い味方になってくれています。

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