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澤本嘉光の「異人探訪記」

この記事の著者
17回
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いきものがかりの水野良樹さんが敬愛する「小谷正一」氏とは?
プロ野球のパ・リーグを創設したり、大阪万博でいろいろ仕込んだりと、戦後日本の主だったイベントをたくさん仕切った方。伝記を読んで、すごくあこがれました。物事を変えるというよりは、仕組みを変えてしまう。その大胆さが痛快で、面…
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小田和正さん、重松清さん、橋本愛さんが集まった場所
僕は「人」の軸で進むことが、どうも楽しめないし、自分はそこに行くことができなかったので、作品とか場を主軸にして、そこにいろいろなジャンルの人が集まって、物事が出来上がったり、面白い話が浮かんできたりする表現の場を探ってい…
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いきものがかりは気付いた。「みんなが聴く音楽」が空いている
実力も才能もない、ただ地元で集まった3人が、どうやったら音楽の道でご飯が食べられるだろうか。どういうポジションが空いていて、そこでどういう見せ方をしたら、自分たちに興味を持ってもらえるだろうか。そう考えてスタートしたのが…
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田中みな実、悟る。演技も広告も「相手の力」
広告ってもともと、ある種の土俵とかハードルとかが決まっていて、制約がある中での戦いじゃないですか。僕のタイプは、どっちかというと合気道だと思うんです。向こうがこう来たらこう返す、みたいに。相手を投げるのに、自分の力は使わ…
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田中みな実が「最愛」の最終回をまだ見ていない理由
芝居の仕事は合格点の基準が分からなくて、何が正解なんだろうって、いつも霧の中です。ドラマや映画の撮影って、心身ともに疲弊するんですよね。特にワンクールのドラマは、3カ月分の撮影がすべて終わっても、爽快感は一度も味わえてい…
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「女子アナディスり芸」の標的になって考えたこと
田中みな実さんはTBS時代に、マツコ・デラックスさんの女子アナディスり芸の標的になりました。マツコさんからは泣かされるし、世の女性たちからは反感を買うし、という修羅場でしたが……。
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田中みな実、フジテレビ役員面接で落ちた日を振り返る
私は目標が定まれば、そこへ向かってまっしぐらに突き進むタイプで、かなわなかったときにはボー然と立ち尽くしてしまう。実は就活はフジテレビが最初で、最終の役員面接まで行って、落ちてしまったんです。
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社長に聞く「あなたの会社がないと世の中の人、困りますか?」
「会社がどこを目指すのか」「北極星は何なのか」、それを社長と一緒に決めます。このプロセスがすごく大切で、ここをクライアントと共に歩むことで、事業の神髄まで双方で共有できる状態になる。
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広告に2億使うか、その金で商品を良くするか?
CMに2億円かけるよりも、飲料自体をおいしくすることに、その予算をかけたほうが、会社のためにも、世のためにもなります。それでクライアントとも「事業部にも話を上げていきましょう」なんて話をしていました。
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宇宙を拓くのは、ビジネス、軍事、それとも倫理?
倫理学それ自体は別にネガティブな議論をすることを本質とする分野ではありませんが、新しい試みに対して一時停止と省察を求めるような議論をしなければならないことも多い。そういう部分が、不当なブレーキのように見えてしまうことはよ…
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宇宙倫理学は問う、火星を開発するのは「良いこと」か?
宇宙人とのファーストコンタクト問題は、それ自体はかなりSF的というか非現実的なトピックですが、それについて考えることで、「知的であるとはどのようなことか」「コミュニケーションが成立していると言える条件は何か」といった視点…
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「宇宙資源法」を作った国が世界に4つある
アメリカが宇宙資源法を作ったのが2015年。そうしたら、ほかの国は焦るじゃないですか。自分の国に野心的な企業家がいても、「うちの国じゃダメなんだ」なんて言っていたら、大きな利益を逃しかねない。
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「宇宙倫理学」がないと、世の中は困るのでしょうか?
宇宙にあるものを誰かが所有することは、どういう原則やルールの下で可能なのか。みたいなあれこれを、私たち人類はまだはっきりさせられていないんです。でも、現実はどんどん進んでいく。
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「百花」は「指示をされない映画」です
スマホのアプリには、ものすごく魅力的で中毒性のあるコンテンツがあふれていますよね。それらと映画を比較したら、短期的には映画が負けます。だけど、果たしてそれらの映像は人間の記憶に残っていくか。
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稀なものはどこでも輝く、というのが僕の持論です
稀って、レアってことじゃないですか。レアって「レアメタル」という言葉に象徴されるように、高値で取引されるってことじゃないですか。金属でも、映画でも、広告でも、いちばんレアなものが大衆にアタッチした瞬間に、いちばん輝くのだ…
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「離脱させない」の逆を行く映画「百花」
離脱をさせないために、カットを割って、俳優のアップを多用しろと言われる時代に、「百花」では、俳優の姿をワンカットで追い続けると決めた。映画館のなかで集中してワンシーン・ワンカットを見ていると、観客は想像し始めるんです。
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川村元気氏「『絶対に恥をかくだろうな』と思って、小説を書きました」
思い込みみたいなものができていて、危なかったんです。新しいことを勉強して、もっと自分のチャクラを開かせないとやばい、という危機感は持っていて、新人になれる機会が必要でした。小説なら新人だし、絶対に恥をかくだろうな、と。
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