誰もが驚愕したツイッター買収騒動。連日のように株式市場やメディアを騒がせる姿は、まるで「社会の常識を好む大人」をからかっているかのようだ。万人から危ぶまれながらも米テスラや米スペースXなどを飛躍させ今や世界一の大富豪となったマスク氏の一挙手一投足に、世界中の目がくぎ付けになっている。米国では宗教指導者のような影響力すら持ち始めた。マスク氏の頭の中はどうなっているのか。マスク氏を知る関係者への徹底取材から浮かび上がってきたモノとは。

■連載予定(タイトルや回数は変わる可能性があります)
・ツイッター買収問題、マスクの訴訟戦略を立案した「知恵袋」(今回)
・マスク氏を裏で支える「7人のサムライ」
・米レッドウッド・マテリアルズCEO ジェービー・ストローベル氏に聞く
・電池素材開発ベンチャーの米シラ バイスプレジデント カート・ケルティー氏に聞く
・「信仰者」が米国で急増中 熱狂×ユーチューブで拡散する「マスク教」
・異端のリーダーはこう生まれた 周囲を翻弄する「天使」と「悪魔」の人生
・広がるマスク流リーダーシップ 21世紀のハワード・ヒューズか

 イーロン・マスク氏が米ツイッター買収を巡り相変わらずの「トリックスター」ぶりを発揮している。4月初旬に同社株約9%の所有を公表し、取締役就任を打診されるも辞退。その数日後に440億ドル(約6兆円)での買収を持ちかけ契約に至った。その半月後、偽アカウント数に虚偽があるとして契約を保留、7月8日に正式に契約撤回を同社に通知した。はしごを外されたツイッターは12日、契約通りの買収を求めて米デラウェア州の裁判所に同氏を提訴した。

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この記事はシリーズ「イーロン・マスクの「頭の中」」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。

ウェビナー開催、「なぜ世界はEVを選ぶのか」(全2回)

 日経ビジネスLIVEでは2人の専門家が世界のEV事情を解説するウェビナーシリーズ(全2回)を開催します。

 9月30日(金)19時からの第1回のテーマは「2035年、世界の新車6割がEVに 日本が『後進国』にならない条件」。10月14日(金)19時からの第2回のテーマは「欧州電池スタートアップのCTOが現地報告、巨大市場争奪の最前線」です。各ウェビナーでは視聴者の皆様からの質問をお受けし、モデレーターも交えて議論を深めていきます。ぜひ、ご参加ください。


■第1回:9月30日(金)19:00~20:00(予定)
テーマ:2035年、世界の新車6割がEVに 日本が「後進国」にならない条件
講師:ボストン コンサルティング グループ(BCG)マネージング・ディレクター&パートナー滝澤琢氏

■第2回:10月14日(金)19:00~20:00(予定)
テーマ:欧州電池スタートアップのCTOが現地報告、巨大市場争奪の最前線
講師:フレイル・バッテリー(ノルウェー)CTO(最高技術責任者)川口竜太氏


会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信)
主催:日経ビジネス
受講料:日経ビジネス電子版の有料会員のみ無料となります(いずれも事前登録制、先着順)。

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