シリーズ
「ビジネスと人権」入門

全5回
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#1
平均点以下が続出、悲しいほど低い日本企業の人権意識
近年の国際ビジネスで企業の持続可能な活動のために欠かせない要件となっているのが、「人権」への配慮だ。なぜ、今、「人権」に取り組むべきなのか、日本企業の現状と課題を、新刊『すべての企業人のためのビジネスと人権入門』から一部…
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#2
「10年で売り上げ横ばい、利益5倍」が生んだ人権リスク
従業員の給料も上げず、多くの「犠牲」のもとに利益を生み出してきた日本企業は、自社やサプライチェーンの至るところに「人権リスク」が潜んでいる恐れがある。その現状と課題を、新刊『すべての企業人のためのビジネスと人権入門』から…
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#3
アップルとテスラが訴えられた「児童労働」助長とは
アップルやテスラなど5社は2019年、コンゴ民主共和国での児童労働を助長しているとして、人権団体によって訴訟を起こされた。「人権リスク」の範囲が広がる中で企業は何に注意を払うべきなのか。新刊『すべての企業人のためのビジネ…
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#4
斎藤幸平氏「人権軽視の日本人は、そのツケを払うことになる」
SDGsの中で「人権」は「環境」に勝るとも劣らないくらい重視されている。しかし、日本人の意識は圧倒的に「環境」に偏重し、企業の「人権」に関しての取り組みも世界からかなり遅れている。ベストセラー『人新世の「資本論」』著者の…
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#5
斎藤幸平氏「資本主義のいい話は犠牲の上に成立している」
資本主義のいい話は、たいてい「負の外部性(第三者の犠牲)」の上に成立していると、ベストセラー『人新世の「資本論」』の著者で哲学者の斎藤幸平氏は指摘する。この「負の外部性」にどう対処していくかが、「環境」や「人権」の課題に…
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全8回