航続距離や車両コストなど、本格普及には様々な課題が指摘されてきた電気自動車(EV)。しかし今、消費者の現実的な選択肢となり、ガソリン価格高騰でその流れは加速しています。各国では電池など関連産業でも新工場建設が相次ぎ、新たなサプライチェーン(供給網)が生まれつつあります。

 日経ビジネスでは7月18日号で「なぜ世界はEVを選ぶのか」と題した特集記事を掲載しました。EVを実際に購入した各国消費者の生の声を通じ、日本では慎重論も根強いEVシフトが世界的な潮流になっていることを描きました。

(写真:PIXTA)
(写真:PIXTA)

 日経ビジネスLIVEでは世界のEV事情を深掘りするため、この特集に登場した2人の専門家を講師に招いたウェビナーシリーズ(全2回)を開催します。

 9月30日(金)19時からの第1回に登壇するのは、ボストン コンサルティング グループ(BCG)マネージング・ディレクター&パートナーの滝澤琢氏。トヨタ自動車を経て2010年にBCGに入社し、現在、同社自動車セクターの日本リーダーを務めています。自動車業界でさまざまな事業戦略に関わってきた経験を基に「2035年、世界の新車6割がEVに 日本が『後進国』にならない条件」をテーマに講演します。

 10月14日(金)19時からの第2回は車載電池がテーマです。講師は18年創業のノルウェーの電池企業、フレイル・バッテリーでCTO(最高技術責任者)を務める川口竜太氏。豊田自動織機、日産自動車、英ダイソンなどで経験を積んだ専門家が「欧州電池スタートアップのCTOが現地報告 巨大市場争奪の最前線」について語ります。

 各ウェビナーでは視聴者の皆様からの質問をお受けし、モデレーターも交えて議論を深めていきます。ぜひ、ご参加ください。

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滝澤琢氏
ボストン コンサルティング グループ(BCG)マネージング・ディレクター&パートナー
BCGの産業財・自動車グループ、マーケティング・営業・プライシンググループ、グローバル化戦略グループのコアメンバー。自動車セクターの日本リーダー。トヨタ自動車株式会社を経て2010年にBCGに入社。東京大学法学部卒業。
川口竜太氏
フレイル・バッテリー(ノルウェー)CTO(最高技術責任者)
燃料電池車と電気自動車の開発を日米英で経験。日産リーフ(LEAF)、英ダイソンのEVでの電池開発に責任者として関わる。2020年2月、事業立ち上げ初期のフレイル・バッテリー(ノルウェー)にCTOとして参加し、現在に至る。
ウェビナー開催、「なぜ世界はEVを選ぶのか」(全2回)
「日経ビジネスLIVE」とは:「読むだけではなく、体感する日経ビジネス」をコンセプトに、記事だけではなくオンライン/オフラインのイベントなどが連動するプロジェクト
「日経ビジネスLIVE」とは:「読むだけではなく、体感する日経ビジネス」をコンセプトに、記事だけではなくオンライン/オフラインのイベントなどが連動するプロジェクト

■なぜ世界はEVを選ぶのか 第1回
■日程:9月30日(金)19:00~20:00(予定)
■テーマ:2035年、世界の新車6割がEVに 日本が「後進国」にならない条件
■講師:ボストン コンサルティング グループ(BCG)マネージング・ディレクター&パートナー滝澤琢氏

■なぜ世界はEVを選ぶのか 第2回
■日程:10月14日(金)19:00~20:00(予定)
■テーマ:欧州電池スタートアップのCTOが現地報告、巨大市場争奪の最前線
■講師:フレイル・バッテリー(ノルウェー)CTO(最高技術責任者)川口竜太氏

■会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信)
■主催:日経ビジネス
■受講料:日経ビジネス電子版の有料会員のみ無料となります(いずれも事前登録制、先着順)。視聴希望でまだ有料会員でない方は、会員登録をした上で、参加をお申し込みください(月額2500円、初月無料)
※本ウェビナーは1回のお申し込みで、ウェビナーの第1回、第2回ともご視聴になれます。

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