『お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか』(日本経済新聞出版)より
『お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか』(日本経済新聞出版)より
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 掲載した図表は家計バランスの目安ですが、住居費、教育費、保険料といった固定支出に関して、この目安を大きく超過している高収入世帯は、不測の事態が発生し、収入減が長期にわたった場合、家計破綻に陥る可能性が高いと言えるでしょう。

 住居費が不足しても引っ越すのはお金がかかる。住宅ローンの返済を見直そうにも、返済期間ギリギリな上、MAXの額まで借りているので難しい。子どもにお金のかかる私立の学校をやめてもらうのも容易なことではありません。

 これらは簡単にコストダウンできない費目ゆえ、一気に赤字転落、家計破綻の危機が迫るケースも出てくる可能性があります。

 気候変動も深刻な状況となり、これからは何が起こるかわからない時代です。いざという時に備えて変動費と固定費のバランスは見直しておきたいものです。

「個人バランスシート」を作成してみる

 万が一の事態に備えるには、毎月の家計だけでなく、資産と負債の状況も見直しておくことが大切です。そのために、バランスシート(BS)を作成してみましょう。

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