顧客ニーズをうのみにせず、潜在ニーズを捉える
高杉氏:ここからは少し事例を交えながら、オンリーワン商品をどう作り込んでいくのかについてお話しします。
まず、顧客からのニーズをどう捉えるのか。勘のいい方は気付いていらっしゃるかもしれませんが、顧客のニーズは、捉え方によって変わっていくのです。ここをどう捉えて、どう商品化していくかというあたりに、キーエンスのすごさの一端が垣間見られるのではないかと思います。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り7168文字 / 全文8963文字
-
【春割】日経電子版セット2カ月無料
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
【春割/2カ月無料】お申し込みで
人気コラム、特集記事…すべて読み放題
ウェビナー・音声コンテンツを視聴可能
バックナンバー11年分が読み放題
この記事はシリーズ「解剖キーエンス 最強企業の“人づくり”」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
『キーエンス解剖 最強企業のメカニズム』 大好評販売中!

「あまりに普通で、取材しがいがないでしょう」。あるキーエンスOBはこう言っていた。確かにとっぴなことをしているわけではない。だが、普通じゃない部分があった。とにかく手を抜かないのだ。「当たり前のことを当たり前にやる」。社員やOBがそう表現する背景には、行動を変えるための巧妙な仕組みがあった──。日経ビジネス記者が徹底取材でキーエンスの“仕組み”に迫った書籍を刊行しました!
Powered by リゾーム?