営業がお客様に提案すべきこと
「お客様が何をやりたいのかという顧客の本質的なニーズを知ることが商品やサービスを買ってもらうために重要だと思いますが、そのために意識していることがあれば教えてください」という質問もありました。
天野氏:厳しいことを言うようですが、お客様のニーズをお客様に聞くようでは遅いでしょうね。お客様がどんなビジネスでどこに向かいたいのかは、お客様に聞くべきことの代表例だと思います。一方で、そこに自分たちの商材やサービスが組み合わさったときに得られる効果は、お客様に聞くのではなく、自分たちが提案すべきです。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り4397文字 / 全文5889文字
-
【春割】日経電子版セット2カ月無料
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
【春割/2カ月無料】お申し込みで
人気コラム、特集記事…すべて読み放題
ウェビナー・音声コンテンツを視聴可能
バックナンバー11年分が読み放題
この記事はシリーズ「解剖キーエンス 最強企業の“人づくり”」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
『キーエンス解剖 最強企業のメカニズム』 大好評販売中!

「あまりに普通で、取材しがいがないでしょう」。あるキーエンスOBはこう言っていた。確かにとっぴなことをしているわけではない。だが、普通じゃない部分があった。とにかく手を抜かないのだ。「当たり前のことを当たり前にやる」。社員やOBがそう表現する背景には、行動を変えるための巧妙な仕組みがあった──。日経ビジネス記者が徹底取材でキーエンスの“仕組み”に迫った書籍を刊行しました!
Powered by リゾーム?