ジャパネットたかたの創業者、髙田明氏による連載。長崎・佐世保のカメラ店からスタートし、テレビやラジオの通販番組に進出し全国企業への成長を導いた髙田氏がこれまでのビジネスで考えてきたこと、同社を離れて、今思うことなどを自在に語る。
シリーズ
ジャパネットたかた創業者・髙田明「今を生きる」経営

11回
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ジャパネット創業者 成長できたのは「運ではなく縁」と考える理由
ジャパネットたかたはなぜ、ここまで成長できたのだろうか。「運だけでは続かなかった」と強調する髙田氏は「むしろ縁に助けられた」と振り返る。
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ジャパネット髙田明氏「企業はソーシャルの課題に取り組む時代」
事業スタート以来、本社を長崎県佐世保市に置くジャパネットたかた。創業者の髙田明氏は「働き場所を提供することで、地元に貢献できる」と強調する。
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ジャパネットたかた、創業者が振り返る「息子と競い合った日々」
髙田明氏はジャパネットたかたの社長を息子の旭人氏に引き継いだが、それには大きなきっかけがあった。その心情を明らかにする。
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ジャパネットたかたはアマゾンとどう違う? 創業者のこだわりは
髙田氏は海外企業のビジネス手法については、関心を持って見てきたという。米アマゾン・ドット・コムなどとジャパネットたかたの違い、どんなことにこだわってきたかなどを、具体的な商品の事例を交えて分かりやすく語る。
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ジャパネットたかた MCを社員から起用してきた本当の理由
髙田明氏はジャパネットたかたの社長時代、MC(司会)には社員を起用してきた。髙田氏によると、通販番組で実際に商品を売ることのできるのは、著名人や話すのがうまい人ではないという。
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ジャパネットたかた 台本なし、自分の言葉だから伝わる
髙田明氏は通販番組のMC(司会)を務めていたとき、そのときの感覚を大切にし、毎回、商品説明の内容を変えていたという。放送作家が書いた台本はなく、その場でストーリーをつくり思っていることを自分の言葉で伝えた。このやり方は今…
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ジャパネットの髙田氏が社員を「10叱って1褒めていた」理由
ジャパネットたかたの社長時代、髙田氏は社員を褒めることがほとんどなく、むしろ厳しいことを言う存在だったという。最近は「人は褒めて育てるべきだ」という声が多いが、髙田氏はなぜそうしていたのだろうか。
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ジャパネット髙田氏「面接で一発芸を披露してもらった理由」
企業の成長には採用と教育が欠かせない。髙田氏との面接では自己表現力をみる「一発芸」が恒例だった。「テレビショッピングに出演しながらも多忙でテレビを見る時間がなかった」日々を振り返る。
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ジャパネット髙田明氏「テーマ曲やロゴ、こうしてできた」
うまくいったら喜びを爆発させて次につなげる――。ジャパネットたかたの創業期はそんな連続だった。髙田氏は「苦楽を共に分かち合う社員も取引先も家族のような存在だった」と振り返る。
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ジャパネット髙田氏「1回きり5分だけ」のラジオ通販が変えた運命
ジャパネットたかたの創業者、髙田明氏にとって「1回きり5分だけ」のラジオ通販への出演がその後の事業展開のターニングポイントになった。ラジオ通販で長崎から全国展開するまでの歩み、さらに社名が決まるまでの経緯を当時の秘話とと…
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ジャパネット創業者・髙田氏 通販に必要なことはすべて店で学んだ
ジャパネットたかたの創業者、髙田明氏の連載がスタート。これまでのビジネスで考えてきたこと、今思うことなどを自在に語る。今回のテーマは売るコツをどう身に付けてきたのか。髙田氏によると、すべて店での取り組みの延長線上にあると…
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