昇進して課長になったものの不安な「わたし」が、アドラー心理学を研究する哲学者の「先生」に、リーダーとしての悩みを打ち明け、戸惑いながらも、成長していく――。
「リーダーと部下は対等である。リーダーは部下を叱ってはいけないし、ほめてもいけない。命令してはいけない」
そんな「先生」の主張に対し、「理想論に走りすぎていないか」といぶかしむ「わたし」。そんな2人の対話の行方は? (イラスト:PIXTA)
シリーズ
心若きリーダーとの哲学的対話

15回
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『嫌われる勇気』著者、なぜ他人からの評価に一喜一憂するのか?
新米課長の「わたし」が、アドラー心理学を研究する「先生」に悩みを相談する。上司から宴席で辛辣な言葉を浴びた「わたし」。自分で自分に腹が立つほど落ち込みが長引き、どうやって立て直したらいいものか……。
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『嫌われる勇気』著者、「パワハラする有能な上司」は存在するか?
新米課長の「わたし」が、アドラー心理学を研究する「先生」に悩みを相談する。上司と飲み仲間であるのをいいことにパワハラする同僚に我慢できない。パワハラ体質の人が有能と評価され、出世する会社でいいのか?
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『嫌われる勇気』著者、パワハラ体質の人を変えることは可能か?
新米課長の「わたし」が、アドラー心理学を研究する「先生」に悩みを相談する。華々しい実績を誇る同僚の横暴な振る舞いに我慢できない。そんなとき、どう対処すべきか?
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『嫌われる勇気』著者、仕事に不満がある人に何を伝えるべきか?
新米課長の「わたし」が、アドラー心理学を研究する「先生」に悩みを相談する。仕事から逃げる人には、「難しくてできない」ケースもあれば、「こんな仕事はつまらない」と思っているケースもある。
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『嫌われる勇気』著者「なぜ、あの人は仕事から逃げるのか?」
新米課長の「わたし」が、アドラー心理学を研究する「先生」に悩みを相談する。停電をいいことに、大事な仕事をほったらかして帰宅してしまった後輩。そんな無責任な言動を、どう理解したらいいのか?
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『嫌われる勇気』著者、上司を悪者扱いする部下にどう接するか?
新米課長の「わたし」が、アドラー心理学を研究する「先生」に、悩みを相談する。部下のなかには、上司の言動を悪い方向に捉えて、悪者扱いする人もいる。そんなとき、上司はどうしたらいいのか?
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『嫌われる勇気』著者、失敗を繰り返す部下の「隠された目的」
新米課長の「わたし」が、アドラー心理学を研究する「先生」に、悩みを相談する。失敗を繰り返す部下は、無意識のうちに上司をあきらめさせようと、「無能力の誇示」をしているのかもしれない。
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『嫌われる勇気』著者、なぜ部下の仕事を肩代わりしてはダメか?
新米課長の「わたし」が、アドラー心理学を研究する「先生」に、悩みを相談する。部下が作るべき資料を代わりに作っているようでは、上司失格。それはなぜ?
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『嫌われる勇気』著者、失敗を繰り返す部下に何を伝えるべきか?
新米課長の「わたし」が、アドラー心理学を研究する「先生」に、悩みを相談する。同じミスを繰り返す若いメンバーに対して、どう働きかけたらいいのか?総務や経理を筆頭に「報われにくい仕事」が、組織にはある。そんな職場で、どうモチ…
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『嫌われる勇気』著者、ブラック上司は「貢献感」を悪用する
新米課長の「わたし」が、アドラー心理学を研究する「先生」に、悩みを相談する。総務や経理を筆頭に「報われにくい仕事」が、組織にはある。そんな職場で、どうモチベーションを上げればいいのか。
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『嫌われる勇気』著者、結果が出せない部下に「ありがとう」
新米課長の「わたし」が、アドラー心理学を研究する「先生」に、悩みを相談する。結果を出せない部下にこそ「ありがとう」をいうべき。なぜか?
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『嫌われる勇気』著者、頑張らない人は「やればできる」と思いたい
新米課長の「わたし」が、アドラー心理学を研究する「先生」に、悩みを相談する――。一生懸命に仕事をしない人の本質的な問題とは? 「やればできる」という可能性のなかにいることだと先生はいう。
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『嫌われる勇気』著者、深夜のccメールとパワハラの本質
昇進したものの不安な「わたし」が、アドラー心理学を研究する哲学者の「先生」に、悩みを相談する――。パワハラになる「威圧的な態度」と、部下に敬意を抱かせる「毅然たる態度」。両者の違いは?
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『嫌われる勇気』著者、部下との会話は「命令形」より「疑問形」で
昇進したものの不安な「わたし」が、アドラー心理学を研究する哲学者の「先生」に、リーダーの悩みを相談する――。上司は部下に命令してはいけない。そんな「先生」の主張に「わたし」が反論する。
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『嫌われる勇気』著者「ほめる上司が部下をダメにする理由」
昇進して課長になったものの不安な「わたし」が、アドラー心理学を研究する哲学者の「先生」に、リーダーの悩みを相談する――。『嫌われる勇気』著者、岸見一郎氏の最新刊を一部抜粋してご紹介。
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