国内市場が縮小するなかで、企業が成長していくためには、海外展開は1つの選択肢だ。静岡の小さな農業者集団がつくる高糖度トマト「アメーラ」は、2019年からトマトの本場、スペイン・アンダルシア地方で生産・販売を開始、その品質は高く評価され、ブランド構築に成功、現地の一般のトマトよりも10倍以上高い値段で売れている。

 なぜアメーラは、ヨーロッパ市場でブランドを定着させることができたのか。静岡県立大学教授・岩崎邦彦氏の著書『世界で勝つブランドをつくる』(日本経済新聞出版)から、一部を抜粋・再編集し、世界的なブランドを構築する秘訣を探る。(写真:Ewa Studio/shutterstock.com)