2022年ココがポイント!

・新型コロナ禍の販売低迷から巻き返し
・強まる環境規制、ガソリン車に包囲網
・EVに新規参入続く、既存メーカーも電動化加速

 新型コロナウイルス禍から復調しているように見えた自動車業界。そんな2021年の巻き返しに冷水を浴びせたのが、世界的な半導体や部品の不足だった。各社は思い通りに生産できなくなり、売りたくても売れない状況に陥った。

 コロナの感染拡大で企業活動に大きな制約がかかったベトナムやマレーシアを含む自動車の部品調達網は複雑で、変異ウイルスの影響を受けた地域では工場の操業を停止した企業もある。22年は自動車業界にとってどんな年になるのだろうか。

 SBI証券の遠藤功治企業調査部長は「巣ごもり消費がひと段落し、お金が自動車に向かうだろう。半導体不足も在庫の見直しなどにより、徐々に解消していく」と見通しを語る。

中国と米国が伸びけん引

 遠藤氏は22年に世界の自動車の販売台数は21年比4%増の8245万台まで伸びるとみている。コロナ前の9130万台(19年実績)とはまだ開きがあるが、「トヨタ自動車をはじめとして回復のスピードは速く、22年の自動車業界はさらに強くなってもおかしくない」と話す。日本市場は同3.2%増の475万台と予想する。

 世界市場を引っ張るのは二大市場の中国と米国だ。

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