2022年ココがポイント!

・国内メガバンクが国内外で他社との連携を加速
・SBIホールディングスが銀行と連携強化
・地銀の苦境が浮き彫りになり合従連衡が相次ぐ

 「過去最高益という響きはちょっと……。稼ぐ力をもう一段強めたい」。2021年4~9月期決算の連結純利益が前年同期比95%増の7814億円と10年ぶりに最高益を更新、通期でも最高益になる見込みを発表した三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)。亀沢宏規社長は記者会見でこう引き締めた。

 コロナ禍でもMUFGは好決算だったが、本格的な業績回復とは言いがたい。将来の倒産を見越して計上する貸倒引当金などの与信コストの戻り益があったほか、持ち分法適用会社の米モルガン・スタンレーの業績が好調で2270億円の利益がかさ上げされた。大和証券、東京海上日動火災保険などと連携し、金融商品を1つのアプリで提供する「マネーキャンバス」を始めるなど、銀行の枠を超えたサービス強化を図る考えだ。

 他メガバンクも同様の状況だ。三井住友フィナンシャルグループ(FG)、みずほFGの21年4~9月期も与信コストが減ったことなどから軒並み好業績。純利益は三井住友FGが前年同期比68.8%増の4560億円、みずほFGが78.9%増の3856億円だった。

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