2022年ココがポイント!
・半導体不足の対応、迅速な設計変更がカギに
・フルスペックの家電から、機能の追加型へ
・BtoBの環境事業、先行投資回収へ受注強化

 世界的な半導体不足が、家電産業に影を落としている。快走してきたゲーム機器も、いったん成長速度が鈍るかもしれない。

 ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が手掛ける「プレイステーション(PS)5」の世界販売台数は2021年夏に1000万台を超え、歴代PSで最速を達成した。だが半導体の調達がネックとなり増産が難しく、店頭で品薄状態となっている。21年11月時点では22年3月期の販売目標1480万台を据え置いているが、これはPS4の発売2年目の実績と同じ数値。いわゆる「堅めの目標」だ。

PS5は歴代最速で世界販売1000万台を達成したが、生産制約で品薄状態に(写真=つのだよしお/アフロ)
PS5は歴代最速で世界販売1000万台を達成したが、生産制約で品薄状態に(写真=つのだよしお/アフロ)

 任天堂は21年11月、「ニンテンドースイッチ」の22年3月期の想定販売台数を2550万台から2400万台に引き下げた。需要は旺盛なのに、半導体不足で生産が遅れている。今後は設計変更も検討しているという。

好調のスイッチは半導体不足で販売目標を引き下げ(写真=Budrul Chukrut/SOPA Images via ZUMA Press Wire/共同通信イメージズ)
好調のスイッチは半導体不足で販売目標を引き下げ(写真=Budrul Chukrut/SOPA Images via ZUMA Press Wire/共同通信イメージズ)

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