シリーズ
鈴木秀和の「未来を創るCFO」

16回
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元日産・志賀氏「スタートアップの成長を阻むのは大企業エコシステム」
「日本はベンチャーエコシステムとかスタートアップエコシステムができていないといわれますが、私は“大企業エコシステム”が大きすぎることが問題だと思っています」
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元日産・志賀氏が語る、大企業とスタートアップのCFOの違い
元・日産自動車COO(最高執行責任者)で、現在は官民ファンドのトップである志賀俊之氏をゲストに迎えた対談。2回目のテーマは大企業とスタートアップのCFOの違いについて。巨大艦隊を率いた志賀氏はその違いとCFOのキャリア形…
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元日産・志賀氏「COOとCFOのビジョン共有がV字回復につながった」
元日産自動車の志賀俊之氏をゲストに迎え、「COO(最高執行責任者)とCFO(最高財務責任者)」をテーマに対談を実施した。巨大艦隊をCOOとして率いた志賀氏はCFOの役割をどう見るのか。
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スタートアップCFOに求められるスキル、キャリアとは
社内のメンバーはもちろん、メインバンクや主幹事証券会社、弁護士や会計士、株主など多くの社外関係者をファンにさせないといけないCFOにとって、義理堅くGive&Takeできることは大切な資質なのではないでしょうか。
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なぜ日本では、真のCFOが育たないのか
日本企業には真のCFOが少ないといわれて久しいが、それはどうしてなのか。真のCFOとはどんな能力を持ち、企業はどのように育てていくべきなのか。経営者であるアトラエCFOの鈴木秀和が、アカデミック界を代表する存在である野間…
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エンゲージメントスコアで非財務情報の定量化と比較可能性を追求する
エンゲージメントであればどの企業でも同じ基準に基づいて定量的に測定できる。企業や業種を超えた比較もでき、人的資本経営の一側面を測定する基準の一つになり得るのではないでしょうか。
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「非財務情報」は企業価値評価の指標になり得るのか
従業員一人ひとりがパーパスに共感し、ミッションやバリューへの理解が浸透しているようなエンゲージメントが高い企業とそうでない企業では、生産性などに大きな差が生まれている。
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荒波市況を生き残るためにスタートアップのCFOがやるべきこと
「IPOの予定時期を遅らせることは、誰もコントロールできないマーケットリスクを取ることだと理解して判断しなければなりません」
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市場の先行きが見えないときにCFOが考えていること
世界的な景気後退懸念から株式市場は厳しさを増し、「成長銘柄」の時価総額は大幅に下落する厳しい状況にあります。こうした状況をCFOはどのように捉え、何を意識するのか。今回は私の考えについてお話しします。
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再成長へ 問われるCFOの知見と力量
大きく成長するスタートアップが少ないことは日本の課題です。ユニコーンなどが次々と出てくるようになるために鍵を握っているのは、まさにCFOなのです。
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投資家とスタートアップの情報格差をなくしたい
研究者がファイナンスの基本的な知識がないままに起業し、途中で資金調達に行き詰まるケースが散見されました。技術的な面では優れているのに、非常にもったいない。
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CFOが見据えるべき「フェアバリュー」とは
フェアバリュー(適正価格)とは何でしょうか。もちろん発行体や既存株主にとって機会損失となる過小評価された価格は絶対に避けねばなりません。では、高ければ高いほどよいのか。私は「NO」だと考えます。
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「攻めのCFO」はディフェンスを重視する
「ガバナンス」というディフェンスが機能するからこそ、思い切ったオフェンスができる。ディフェンスを組み立て、チームメンバーに戦略を浸透させることも、未来を創るCFOの役割の一つだ。
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CFOから見れば「お金には色がある」
よく「お金に色はない」と言われるが、CFO(最高財務責任者)の立場から見るとお金にはそれぞれ色がついている。資金調達の選択肢の中から何を選ぶのか、そして誰から調達するのかによって、企業の将来が大きく変わる。
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CFOが「財務諸表」以外に見るべきもの
CFO(最高財務責任者)は財務諸表だけを見ていてはいけない。財務諸表に反映されるまでに一定の時間がかかる「非財務指標」に目を配る必要がある。
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何をもって「CFO」を名乗るか
表舞台にあまり立たず、顔が見えづらいCFO(最高財務責任者)。人によって様々なバックグラウンドがあり、スタイルもまた異なる。求められる能力を見ていく。
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