ミレニアルやZ世代などと呼ばれる若い人たちを中心に、ペットを人間のように扱う“ペットの人間化(Pet Humanisation)”と呼ばれる現象が広がっている(写真:後藤文俊)
ミレニアルやZ世代などと呼ばれる若い人たちを中心に、ペットを人間のように扱う“ペットの人間化(Pet Humanisation)”と呼ばれる現象が広がっている(写真:後藤文俊)

 ペットを“家族の一員”と考えることは、日本でも米国でも、もはや珍しいことではありません。そうした中、ミレニアルやZ世代などと呼ばれる若い人たちを中心に、ペットをまるで人間のように扱う“ペットの人間化(Pet Humanisation)”と呼ばれる現象が拡大。自分たちの生活費を切り詰めてまで、ペットにお金と愛情を注ぐ「ペットファースト」な人たちが急増しています。

 実際、米国のペット好きな人たちは、どこへ行くにせよペットを同伴するのが当たり前になっています。北米に約1600店を展開するペット用品店「ペットスマート」に行くと、必ずと言ってよいほどペット連れの人がいます。米国やメキシコで約1500店を展開するペット用品店「ペトコ」も同様です。

外食チェーンはペット連れNG

 ペット用品店だけでなく、ホームセンター「ホームデポ」や「ロウズ」、そして「トラクター・サプライ」も同様。ペットフレンドリーなチェーンストアは確実に増えています。

 具体的には、「ベッドバス&ビヨンド」「ウィリアムズ・ソノマ」「メイシーズ」「ブルーミングデールズ」「フットロッカー」「GAP」「バナナリパブリック」「オールドネイビー」「アン・テイラー」「バスプロショップ」「バーンズ&ノーブル」「マイケルズ」「ロス・ドレス・フォー・レス」、そして「ホールマーク」は、ペットの同伴が可能です。「ノードストローム」や「サックスフィフス・アベニュー」、そして高級ブランド店「ティファニー」も、ペットフレンドリーな店として知られます。

 さすがに外食チェーンでは、ペット連れ入店はNGとしているケースが多いのですが、「デイリークイーン」や「スターバックス」、「パネラブレッド」「イン&アウトバーガー」「アップルビーズ」「シェイクシャック」「ジョニーロケッツ」「ソニック・ドライブイン」、そして「オリーブガーデン」は、パティオ(中庭)や施設外ならペット同伴が可能です。

 ペットフレンドリーなショッピングセンターも、少しずつですが増えています。ペットを飼う人が多いロサンゼルス郊外サンタモニカ地区では、「サード・ストリート・プロムナード」や「ウエストフィールド・センチュリーシティ」、ライフスタイルセンター「ザ・グローブ」がペット同伴をOKとしています。