米国在住の流通コンサルタントである後藤文俊氏が、全米を飛び回り、自らの目で見て肌で感じた米国流通の最前線を分析。デジタル活用などで激変するシン・店舗から見えてくるリテールの今とこれからを描き出す。(写真:Shutterstock)
シリーズ
後藤文俊のシン・店舗 in USA

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アップルストアより魅力的? アマゾン初のアパレル店で買い物してみた
米アマゾン・ドット・コムは5月25日、同社初となるアパレル専門の実店舗「アマゾン・スタイル(Amazon Style)」をオープンしました。手のひら決済などの最新テクノロジーを導入。「他店にはない最新の買い物体験を提供す…
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フロッピーは使ってないけど アナログ経営「トレジョ」なぜ人気?
山口県阿武町で起こった4630万円の誤送金事件。ネットには色々な意見の書き込みが見られますが、町役場が銀行に振込先データを渡す際に「フロッピーディスクを使ったこと」にも注目が集まりました。Twitterでは「フロッピーデ…
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ベゾスがウォルマートの先生に? コロナ禍でも攻める流通巨人の思惑
米ウォルマートは6月1日の株主総会向けのインタラクティブな「2022年アニュアルリポート(2022 Annual Report)」を自社サイトにアップしました。早速目を通しましたが、同社60年の歴史の中でも特筆すべきポイ…
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ドローン宅配が米国でスタート 騒音解決の鍵はアイスクリーム?
米中が先行し、日本でも実証実験が始まっている「ドローン宅配」。その実現に向けた課題の1つは、「ブンブン」と騒がしい羽音の問題です。騒音を低減する技術開発は進んでおり、ドローン開発スタートアップのフライトレックス(Flyt…
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次はウィル・スミス主演で? きわど過ぎるAmazon Go風刺動画
米アカデミー賞の授賞式で起きた俳優ウィル・スミス氏による「ビンタ事件」は、今も米国で波紋を広げ続けています。
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ベゾスも無念? アマゾン「ブックス」など実店舗を一斉に閉店へ
米アマゾン・ドット・コムは「アマゾン・ブックス」「アマゾン4スター」など4ブランドのリアル店舗の全店をスクラップ(閉店)すると発表しました。何があったのでしょうか。
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“ロシアのグーグル”との提携解消 米スタートアップも脱ロシア加速
米フードデリバリー大手グラブハブ(GrubHub)は3月3日、ロシアネット大手で、“ロシアのグーグル”とも呼ばれるヤンデックスとの提携を解消(終了)すると発表しました。
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イオンやセブンが電通を脅かす「広告代理店」になる日
米国では、ネットスーパー市場が巨大化していることを背景に、「大手チェーンストアが広告代理店になる」という事態が、急速に進行しています。
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アマゾンのレジなしAIスーパーで“万引き”は可能か?
空港ターミナルや駅ナカなどでコンビニエンスストアを展開する英小売店「WHスミス」が2月15日、米アマゾン・ドット・コムのレジなし決済システム「ジャスト・ウオーク・アウト」を使った新しい無人決済店舗をオープンしました。
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ラーメン一杯4000円! 客単価向上に挑む米国飲食店の秘策
ラーメンという食べ物に関する歴史がほぼなく、「ラーメンは大衆の食べ物」という概念もない米国では、ラーメンが高級料理として再定義されようとしています。実際、米国のラーメン店では一番シンプルなメニューでも1000円以上。ニュ…
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アマゾンと組んだスタバ新NY店はブラック職場なのか?
米スターバックスと米アマゾン・ドット・コムが“コラボ”した新業態店が2021年11月18日、米ニューヨーク市内にオープンしました。スターバックスが、レジなしコンビニエンスストア「Amazon Go(アマゾン・ゴー)」の仕…
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小室眞子さんがNYでしょうゆを切らしても15分で超速宅配!
日本から米国ニューヨークに渡った“話題のカップル”の新居が、海外メディアによって特定されてしまいました。小室眞子さんと夫の圭さんが住む高級アパートメントが「マンハッタンのへルズキッチン地区にある」と、英タブロイド紙が伝え…
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ニトリや無印良品も学ぶべき? 米高収益チェーンストアの末路
過去の成功体験にこだわり、変化ができず、衰退していった企業も多くある。米ベッド・バス&ビヨンド(Bed Bath & Beyond)もそうした1社だ。
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米フェンダーのギター爆売れ 米流通が描くコロナ後の勝ち方
老舗ギターメーカーである米フェンダーは、新型コロナウイルス感染症の影響が残る2021年に前年比で35%の売り上げ増を見込む。なぜだろうか。
WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
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小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
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徹底予測2021年 底打ちか奈落か
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クルマ大転換 CASE時代の新秩序
総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
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不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
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菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
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日本は創業100年以上の企業が多くあり、世界一の長寿企業大国として知られる。その中には創業1000年を超えると伝…
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いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
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河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
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ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
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大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
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テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
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70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
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