海上自衛隊向けに水陸両用の救難飛行艇「US-2」を手掛ける新明和工業。厳しい先行きに担当する田中克夫常務執行役員は、社内でもつらい立場だ。

 「ROIC経営で収益・資産の循環を高め、将来価値を持続的に創出する体質に転換する」。新明和は中期経営計画でこうした目標を打ち出す。ROICは投じた資本に対しどれだけの利益を上げているのかを示す指標。2020年度は5.1%だったが、23年度には7%以上を掲げる。

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