シリーズ
ニッポンの活路

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「『超賢い』ロボットで日本は勝負しよう」ソフトバンク宮川社長
2021年4月にソフトバンクの社長となった宮川潤一氏が、就任後初めてメディアの単独インタビューに応じた。社長就任に際し、通信会社から「総合デジタルプラットフォーマー」への変革を目指すと掲げた宮川氏。法人ソリューション事業…
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日立やソニーに学ぼう 会社の抜本改革でゲームチェンジに備え
グローバル化、デジタル化という世界の変化に乗り遅れてきた日本企業に、さらに「脱炭素」というパラダイムシフトの波が押し寄せている。日本企業は、日本人は、自分たちの強みをどう定義し直し、脱炭素時代を生き抜いていけばよいのか。…
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半導体や太陽光の失敗繰り返すな 「分厚い付加価値」で勝負しよう
グローバル化、デジタル化という世界の変化に乗り遅れてきた日本企業に、さらに「脱炭素」というパラダイムシフトの波が押し寄せている。日本企業は、日本人は、自分たちの強みをどう定義し直し、脱炭素時代を生き抜いていけばよいのか。…
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IIJ鈴木氏「いい国」ニッポンを危惧 デジタルよりリアルでぶつかれ
インターネットの有用性にいち早く気づき、1992年にインターネットイニシアティブ(IIJ)を立ち上げた鈴木幸一会長。平和で、豊かで、それほど厳しい競争もない「いい国」ニッポンでは欲望が消えかかっていると危機感を抱く。
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「強制出社」と決別を 働き方のコロナ前回帰には代償
新型コロナウイルス禍で企業は働き方の見直しを迫られた。リモートワークが広がり、アナログな業務プロセスのデジタル化も進んだが、感染が落ち着くとコロナ前の職場に戻ろうとする回帰圧力も働く。ポストコロナ社会を企業が強く生き抜く…
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ニューノーマルの正体を見極め、「複数の未来」に備えを
経済活動を一変させた新型コロナウイルス禍がようやく収束に向かいはじめた。これからの企業の事業戦略策定には何が重要か。大手コンサルティング会社、ボストン コンサルティング グループの秋池玲子共同代表は「世の中の振れ幅が大き…
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アップルに学べ 従業員、株主との「三位一体経営」で皆を豊かに
低成長にあえぐ日本企業。実質賃金も先進国の中で唯一上がっていない。収益性と企業価値を向上させるためにはどんなコーポレートガバナンス(企業統治)が必要なのか。経営者、従業員、株主が皆で豊かになる「三位一体経営」を唱え、自ら…
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プレステの父・久夛良木氏、「今の10代は僕から見てもスゴイ」
元ソニー副社長で「プレステの父」とも呼ばれる久夛良木健氏。現在はAI(人工知能)関連のスタートアップであるアセントロボティクス(東京・渋谷)で、CEO(最高経営責任者)として製造や物流向けのAI開発を指揮する。2022年…
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トヨタ社長も学んだ起業家精神 「成功のわな」にはまるな
アントレプレナーシップ(起業家精神)に乏しいニッポン――。スタートアップだけではなく大手企業でも新規事業が活発に生まれるためには何が必要となるのか。米国の起業家教育の名門として知られ、トヨタ自動車の豊田章男社長も学んだバ…
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イオンも重視する「エシカル経営」 見かけ倒しでは若者逃げる
「倫理性」を意味する「エシカル(ethical)」が、企業経営や人々の消費行動の新たな評価軸として浸透しつつある。企業に人権、環境などを巡る社会問題の解決への貢献を促す。最近は「エシカル就活」という言葉も生まれた。だが、…
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地政学における理想は19世紀の英国 日本は「海の勢力」の自覚を
米国が主導する安全保障の枠組みづくりが活発化し、日本も参加する「Quad(クアッド)」では初の首脳会合も開かれた。一方、中国は恒大集団問題に揺れ、経済危機が起きてもおかしくない状況にある。安全保障では米国、経済では中国も…
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デフレは終わる 「値上げ」ができる日本企業にチャンスがある
日本の企業や社会が再び競争力を取り戻すためのヒントを探る連続インタビュー「ニッポンの活路」。世界最大の資産運用会社であるブラックロックの日本法人でチーフ・インベストメント・オフィサー(CIO)を務める福島毅氏に、グローバ…