「読むだけではなく、体感する日経ビジネス」をコンセプトに展開する「日経ビジネスLIVE」は、誌面刷新に合わせて2021年10月5~7日の3日間、特別Webセミナー(ウェビナー)「資本主義の再構築とイノベーション再興」を開催した。リチャード・セイラー氏らノーベル賞経済学者、フィリップ・コトラー氏ら著名な経営学者など、10数人の世界の頭脳が生出演で勢ぞろい。9つの講演やパネルディスカッションなどを通じて2030年までに求められる経営のあり方を日本の経営者や有識者と議論した。全セッション、アーカイブ動画は同時通訳付。
シリーズ
資本主義の再構築とイノベーション再興

24回
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グラットン教授「人生100年、働く『場所』『時間』の見直しを」
日経ビジネスLIVEで講演したリンダ・グラットン教授と前野隆司教授の対談。ウェビナーアーカイブ配信の最終回は、幸福学に精通した2人の教授が、人生100年時代のウエルビーイングとは何かについて語り合う。
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「ライフ・シフト」のグラットン氏が語るコロナ禍の6つの学び
日経ビジネスLIVEによるリンダ・グラットン教授と前野隆司教授の対談。幸福学に精通した2人の教授が語る人生100年時代のウエルビーイングとは。
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「高齢経営者でもアニマルスピリットを持てるのか?」ティース教授&野中教授
野中郁次郎教授の知識創造理論「SECIモデル」とデビッド・ティース教授の「ダイナミック・ケーパビリティー」は何が共通し、何が異なるのか。高齢な経営者でも野生やアニマルスピリットを持てるのかなどをウェビナーで語り合った。
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「ダイナミック・ケーパビリティーのない経営者は負ける」デビッド・ティース教授
日本で成長を牽引するような優れたテクノロジー企業が台頭していないのはなぜなのか。デビッド・ティース教授は、不確実性が高まった世界で勝ち残るために求められる能力やリーダーシップについて語りました。
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野中郁次郎教授「強靱な国・社会をつくる『実践知のリーダーシップ』」
「ダイナミック・ケーパビリティ」理論の提唱者として知られるデビッド・ティース米カリフォルニア大学バークレー校経営大学院教授と、「暗黙知」を基点にしたSECI理論を提唱するなど日本を代表する経営学者である野中郁次郎一橋大学…
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富士フイルム、AGC… 「両利きの経営」で日本企業が勝つ条件
既存事業と新規事業を両立させる「両利きの経営」の組織行動論で知られるチャールズ・オライリー教授が登壇。ウリケ・シェーデ教授と夫婦で著名な経営学者の2人が、日本企業の今後について存分に語った。
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金融危機後の日本は「失われた10年」でなく「転換の10年」
経営学界における「日本推し」で知られる企業戦略論の経営学者、ウリケ・シェーデ教授と、既存事業と新規事業を両立させる「両利きの経営」の組織行動論で知られるチャールズ・オライリー教授が登壇した。
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ノーベル賞ロス教授「マッチング理論の社会実装で世界はよくなる」
マッチング理論の実装で、社会の格差や不公平の問題は解決できるでしょうか。どんな領域に適用すると良い効果が得られるでしょうか。
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ノーベル賞経済学者が直伝、活用進む「マーケットデザイン」
「マッチング理論」を市場や制度の仕組み作りに応用する「マーケットデザイン」で2012年のノーベル経済学賞を受賞したアルビン・ロス米スタンフォード大学教授と、小島武仁東京大学大学院教授による特別対談をお送りする。
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コトラー教授「日本が世界にどう貢献できるか考えてほしい」
日本は世界における自分の位置だけでなく、世界にどう貢献するかを明確にする必要があると思います。貢献できることはたくさんあります。ですから世界有数の経済大国としてどんな役割が果たせるか、先のことを考えてほしい。
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コトラー教授「新型コロナ、気候変動の『2C』とどう向き合うか」
現在の我々の生活は2つのC、「2C」に影響を受けています。1つは新型コロナウイルスでもう1つは気候変動です。新型コロナが制御・撲滅できるとしても、気候変動は大きな課題が残ります。
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コトラー教授「5年後も同じビジネスを続けたら、廃業することに」
日経ビジネスLIVEでは10月、大規模ウェビナーを開催。6日には「マーケティングの父」として世界的に知られるフィリップ・コトラー米ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院名誉教授による基調講演と星野佳路・星野リゾート代表に…
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「長期的に計画しても無駄。必要なのは行動だ」ミンツバーグ教授(下)
カナダ・マギル大学デソーテル経営大学院のヘンリー・ミンツバーグ教授と中央大学国際経営学部のダニエル・ヘラー特任教授が資本主義の再構築について討論。稼ぐことの意味や、日本の役割などについて議論した。
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【動画配信】「まず社会をたださなければ、資本主義は直らない」ミンツバーグ教授(中)
カナダ・マギル大学デソーテル経営大学院のヘンリー・ミンツバーグ教授と中央大学国際経営学部のダニエル・ヘラー特任教授が資本主義の再構築について議論したウェビナーのアーカイブ記事2回目。政府、企業、個人の果たすべき役割とは。
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【動画配信】「資本主義には三方よしが必要だ」ミンツバーグ教授(上)
カナダ・マギル大学デソーテル経営大学院のヘンリー・ミンツバーグ教授と中央大学国際経営学部のダニエル・ヘラー特任教授が、資本主義の再構築について討論。政府、企業、多元セクターの果たすべき役割とは何か。
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日本企業のDXには「ジェダイ・テンプル」が必要である
現在、日本でも多くの企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)に挑戦している。一方で、それを支えるデジタルイノベーターが少ないと言われている。しかし、本当に社内にはデジタルイノベーターが存在しないのか?
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新浪剛史氏「世界でデカップリングは起きていない」
米ハーバード大学のデイビス氏とサントリーホールディングス社長の新浪剛史氏が、米中対立関係の変化が日本企業に与える影響、保護主義復活の懸念が高まる世界で日本が勝ち残るためのイノベーションを生み出す方法について探りました。
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米中対立でサプライチェーン危機が深刻化、いま日本がすべきこと
米ハーバード大学日米関係プログラム所長のクリスティーナ・デイビス氏と、サントリーホールディングスの新浪剛史社長、解説に経済産業研究所副所長の渡辺哲也氏が登壇。米中の対立関係が世界のサプライチェーンにもたらす経済的・地政学…
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AIに勝てる「人間らしさ」を磨け 大家のオズボーン教授(下)
世界で進む規制強化はAIの進展に影響を及ぼすのでしょうか。AIが教育に及ぼす影響とはどのようなものでしょうか。マイケル・オズボーン英オックスフォード大学教授と議論しました。
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【動画配信】「AIが奪う仕事、奪えない仕事」大家のオズボーン教授に聞く(上)
世界に衝撃を与えた英オックスフォード大学工学部のマイケル・オズボーン教授と、同教授が顧問を務める日本のAIベンチャー・エクサウィザーズの石山洸社長の特別対談。果たしてAIは人間の仕事を代替し、失業率が49%になってしまう…
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