
日経ビジネスLIVEでは、10月5~7日の3日間にわたり「The Future of Management 2030:資本主義の再構築とイノベーション再興」と題したWebセミナー(ウェビナー)を開催。世界中の経済・経営学の英知を結集して、2030年の企業とマネジメントのあるべき姿について意見を交わしました。
10月5日の特別対談では、2013年、2015年に発表したAI(人工知能)と雇用についての共著論文などで知られ、「日本の雇用の49%が自動化される可能性がある」などと発表した英オックスフォード大学工学部のマイケル・オズボーン教授と、同教授が顧問を務める日本のAIベンチャー・エクサウィザーズの石山洸社長の特別対談をお送りしました。モデレーターは、島津翔日経クロステック副編集長が務めました。
AI技術の進歩により社会は急速に変わりつつあります。その中で「なくなる仕事」と「なくならない仕事」を分けるものとは何か。AIが人間の仕事を代替し、労働者の49%が失業者になるのか?――。
※日経ビジネスLIVEで実施したウェビナー(2021年10月5日開催)の再配信です。下の画像からウェビナーの動画がご覧になれます(同時通訳音声付き)。
島津翔(日経クロステック副編集長、以下島津):AI(人工知能)などの技術革新により、人間が経済や労働において果たす役割は変化しつつあります。このセッションでは英オックスフォード大学工学部のマイケル・オズボーン教授、AIベンチャー・エクサウィザーズの石山洸社長とともに、AIの社会実装について考えていきたいと思います。
初めにクイズです。視聴者の皆さん、お答えください。第1問です。
「自動車や航空機の設計、開発、製造に欠かせない『鍛造(たんぞう)技術者』が将来AIなどのテクノロジーによって自動化される確率は何%でしょうか」
(A)0~25%
(B)25~50%
(C)50~75%
(D)75~100%
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