「不確実性」の時代、従来の経営ツールは機能しない

 ではなぜ今、ダイナミック・ケーパビリティーがより重要になっているのでしょうか。それは不確実性が高まっているからです。

 ここでリスクと不確実性の違いについてお話ししましょう。リスクとは容易に管理ができるものを言います。ほとんどの企業はリスクマネジメントの部署を備え、手続きの方法や手順を共有しています。具体的にはリスクをヘッジする戦略を立てたり、保険をかけたり、あるいは複数の企業から資材を調達するといった手段を講じます。

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この記事はシリーズ「資本主義の再構築とイノベーション再興」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。