シリーズ
新世代アクティビストが考える個人株主ガバナンス

内部留保吐き出しを志向する「ハゲタカ」とは一線を画し、ガバナンス改革を通じた企業価値向上を経営陣に突き付ける新世代のアクティビスト、キム・ムイ氏が日本の企業や市場の問題を提起。個人株主が結集して経営を変えるなど、新たな企業統治について考える。(写真:PIXTA)
3回
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関西スーパー騒動から考える 本当のステークホルダー資本主義
日本の選挙結果がカネで私的に取引され得る状態にある。国政選挙のことではない。株主総会のことだ。見えにくい形で会社が私物化されていくと、会社は弱体化し、競争に負け、価値が低下する。
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SBIによる新生銀行TOBに見る個人株主たちの悲哀
SBIホールディングスグループが新生銀行を子会社化すべくTOB(株式公開買い付け)をかけている。詳細は一般報道に譲るが、一投資家としてひしひしと感じるのは、事案の本質の見えづらさだ。SBI・新生銀行両社の開示がポジション…
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もっと経営者をクビにしよう、社外取締役偏重では不祥事は防げない
投資家でミッション・キャピタル代表の金武偉氏がガバナンスを中心に日本企業の問題点に鋭く切り込む新連載。初回は社外取締役偏重の日本企業のガバナンスの不備と個人株主の役割について考える。
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小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
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徹底予測2021年 底打ちか奈落か
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不屈の路程
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1000年企業の肖像
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10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
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河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
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ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
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大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
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グルメサイトという幻
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フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
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ファストリ、異次元の経営
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テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
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70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
全8回