安穏とせず、絶えず変化に身を置く人がいる。果敢にリスクを取り、変革を進めていく人の共通項は何だろうか。トランスフォーメーション(X)が求められている時代で、輝きを放つキーパーソンに話を聞く。
シリーズ
Xの肖像

20回
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香港出身の元ラッパーがモバイル事業で日本席巻、「日中の懸け橋に」
コンビニや駅で携帯型バッテリーを貸し出すサービスを提供しているインフォリッチの社長は香港出身の元ラッパーだ。日中の懸け橋になることを自らの使命としている。
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デジタルがたぐりよせる「実践的未来」
ナイキやグーグルなどグローバルブランドでデジタル戦略を担当してきたデザイナー、レイ・イナモト氏。自身の原体験やこれまでのキャリア、日本企業への思いを聞いた。
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ダイソン創業者の警鐘「激変する世界では経験が足かせに」
家電やアグリテック、電気自動車開発への挑戦のほかに、大学を開校したことでも知られる英家電メーカー、ダイソンの創業者兼チーフエンジニアのジェームズ・ダイソン氏。底知れぬ好奇心と探究心で開発を続けるダイソン氏が見つめる先には…
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月面で農業、リアル「宇宙兄弟」の挑戦
月面や火星基地での長期滞在を見据えて、「宇宙農業」技術の開発に乗り出した会社経営者が名古屋にいる。子どものころに、ある人気漫画に熱中したことが出発点だ。話を聞いた。
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みんながグレタさんにならなくていい
東京・虎ノ門のオフィスビルの一角に置かれた水槽で今年2月、珊瑚(サンゴ)が産卵した。人工的な環境で珊瑚が産卵できるようになるとどのような未来が描けるのか。
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203X年、我が家は月面の「折り紙ハウス」
米国は日本などと半世紀ぶりの有人月面探査を計画している。月面居住施設を開発しているOUTSENSEの高橋鷹山・代表取締役CEOに人類が宇宙に進出する意義を聞く。
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狂気のベンチャーキャピタリスト
研究者の道を進もうとしていた異色のベンチャーキャピタリストがいる。誰しもが避けたがる領域にあえて投資をするのはなぜか。ANRIでジェネラル・パートナーを務める鮫島昌弘氏に話を聞く。
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ビジョナル、変化への渇望
人材関連サービスの印象が強かったビジョナルが次々と新たな領域へ歩を進めている。どのような成長戦略を描いているのか。ビジョナルの南壮一郎社長に話を聞いた。
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Sansan、コロナ禍の逆風下で攻める
新型コロナウイルス感染拡大で人々の行動は大きく変容した。名刺管理サービスを手がけるSansanがこの逆風下でどうかじ取りをしたのか。Sansanの寺田親弘代表取締役社長CEO(最高経営責任者)に話を聞いた。
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音楽業界はDXの本質を知っている
音楽業界は変化に強い。DXが叫ばれる日本で最も学ぶものが多いのは音楽業界かもしれない。ユニバーサルミュージック藤倉尚社長兼CEOに話を聞く。
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Finatext、金融の本丸で勝負する
フィンテックの草分け的存在、Finatextホールディングスが2021年12月22日、東証マザーズに上場した。Finatextホールディングス代表取締役社長CEOの林良太氏に話を聞いた。
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「ポケトーク」上場の真相
ポケトークの分社化、そして上場へ。ソースネクスト会長兼CEO(最高経営責任者)の松田憲幸氏に話を聞いた。
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障害者雇用をテクノロジーで前進させる
法律で義務づけられている障害者雇用。だが多くの企業は未達どころか1人も雇用していない。この課題に真っ正面から取り組むベンチャー、ヴァルトジャパン代表取締役の小野貴也氏に話を聞いた。
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現役東大生、大学の財政問題に挑む
補助金頼みのまま自立経営がなかなか進まない日本の大学。この課題解決に乗り出した現役東大生がいる。Alumnote代表取締役の中沢冬芽氏に話を聞いた。
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元DeNA守安氏を招へいしたタイミーの狙い
DeNAの元社長、守安功氏を取締役COOとして招へいしたタイミー。大型調達を背景に、コロナ禍を脱した後の成長を目指す。タイミーの小川嶺社長に話を聞いた。
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ビザスク、コロナ禍でも追い求めた「世界の知見」
売上高が3倍近い米コールマン・リサーチ・グループを買収したビザスク。スポットコンサルティング事業を一気に世界7拠点体制に広げる。コロナ禍で世界の分断がより大きくなった今、グローバル化を急ぐ真意は。端羽英子CEO(最高経営…
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日本が乗り越えるべき壁とは? 「デジタルの日」に改めて考える
2021年10月10日と11日、初の「デジタルの日」を迎える。Zホールディングス代表取締役社長Co-CEOの川邊健太郎氏とメルカリ代表取締役CEOの山田進太郎氏が日本のデジタルの現状、抱えている課題、今後の展望について議…
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ユニポス、「不可逆の時代」に新章を歩む
Fringe81は2021年10月1日から社名をUniposに変更した。祖業である広告事業から撤退し、ピアボーナス事業であるUniposに主事業を変えるためだ。トランスフォーメーションを繰り返す真意について同社社長の田中…
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リクルート、「良質なカオス」で再点火
「人って最初はなれずにがむしゃらに働きますが、時間や経験とともにある程度整っていくと、物事を管理するために『仕組み化』しまくる習性があるんです」
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メルカリ、再加速の「狼煙」
注力してきた国内EC事業、海外EC事業、金融事業ともに好成績となったメルカリの2021年6月通期決算。新規事業や海外展開の再加速を宣言したメルカリ代表取締役CEO(最高経営責任者)の山田進太郎氏の狙いを聞く。
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小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たや…
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徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
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クルマ大転換 CASE時代の新秩序
総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
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不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
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菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
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1000年企業の肖像
日本は創業100年以上の企業が多くあり、世界一の長寿企業大国として知られる。その中には創業1000年を超えると伝…
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10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
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河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
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ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
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大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
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グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
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フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
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ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
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テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
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70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
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