1年という期間限定のポストであることに対して、どのように感じますか。
横田さん:私としてはポジティブに捉えています。組織に必要なポストやその役割は、1年後には変化しているかもしれないと想定しているからです。私が就いたポストは、プロジェクトに付随するもので、その状況に応じて必要な役割も今後変わってくると思います。
その時々のプロジェクトに必要なポストが設けられるのは、欧米で主流である「本来」のジョブ型制度に近い。今後いろいろなポストに挑戦していきたいので、とても働きやすい制度設計だと感じています。
長期的なキャリア設計よりも、目の前の挑戦
入社したばかりの時から、今のようなポストに就くことをイメージしていたのですか。
横田さん:「何歳までに課長などの役職に就きたい」といったようなことは全く考えていませんでした。長期的なキャリアを描くというよりも、その都度、やりたいことや課題だと思うことにどんどん取り組んでいくという感じです。

今後はどのようなキャリアシナリオを描いているのですか。
横田さん:今後についても……正直、具体的にはあまり考えていません。1つずつ、目の前の挑戦をしていきます。
転職に対しても、ネガティブな印象は持っていません。むしろ当たり前の時代になっています。今回のポストでの経験を生かして、他のポストや他の部署、他の会社にも視野を広げて、いろいろなキャリアステップを踏む中で、その都度選択していきます。
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