新型コロナウイルスのワクチン接種が進む中で、女性が生理不順を訴える例が出てきている。厚生労働省に副作用の疑いとして数十例が報告され、海外では因果関係の調査が始まる。ワクチン接種は3回目の準備が進んでいく。企業にとっては女性の働きやすさを見直す好機だ。

 「ワクチンを接種した後、不正出血をした人はいませんか?」

 最近、SNS(交流サイト)などで女性のこうした投稿が相次いでいる。不正出血とはホルモンの異常や様々な病気により生理以外に性器から出血することで、正しくは異常子宮出血という。生理不順などがそれに当たり、例えば平均3~7日とされる生理期間が長引いたり、いつもより腹痛などの痛みが重くなったりする。

 生理は重い腹痛や腰痛、頭痛がひどくなり動けない場合もあり、生理不順になると予測ができないため業務や就職活動などに影響を及ぼす可能性もある。経済産業省によると、女性の月経に伴う体調不良による経済損失は年間6828億円に上る。

ワクチン接種後に生理不順などを訴える事例が出てきている(写真=PIXTA)
ワクチン接種後に生理不順などを訴える事例が出てきている(写真=PIXTA)

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