生涯現役に向けた一歩を踏み出すために、何から始めればいいか。自分の中に眠る「変わる力」や「どこでも通用するスキル」を見つけることだ。人生の主役はあなた――。人生のオーナーシップを持った個人が増えれば、組織と個人の関係も変わる。

■連載予定(タイトルや回数は変わる可能性があります)
くすぶるな50代 ミドルと会社すれ違い、継続雇用イヤ7割
グーグルなどリスキリングで連携 育てイノベーション人材50万人
ブリヂストンやみずほ、ミドルを磨く 越境学習や兼業で経験開花
元富士通SEはビール造りに手応え ライフシフトで夢に挑む50代
元電通マン、故郷の活性化へ奮闘 挑むミドルを古巣や仲間が後押し
50代で起業塾の門たたく 更年期の症状改善、事業で社会課題を解決
・ライフシフトの出発点は自分発見 悩むミドルの心のブレーキを探る(今回)
・赤坂の紫乃ママが説くミドルのスキル 生涯現役へ人の輪を広げよ
・「物価上昇」知る50代の活躍、消費活性化にも意義 識者に聞く

 「私は今『違和感センサー』が結構、働いているみたい」「私は『過度な自己犠牲』が高いのが気になる」。4月のある日、30~50代の男女が3~4人ずつのグループに分かれてオンライン上で熱心に話し合っていた。テーマは「自分の“変身資産”を知る」。皆が事前に受けた自己診断結果を持ち寄っていた。

 ライフシフト・ジャパン(東京・中央)が定期的に開くワークショップ「LIFE SHIFT JOURNEY(ライフシフト・ジャーニー)」の一コマだ。同社は2017年、人生100年時代において自律的な生き方を目指す人々のキャリアを支援するという理念を掲げて立ち上がった。

ライフシフト・ジャパンが開いたワークショップ。新型コロナウイルスの感染拡大以降はオンライン開催としている
ライフシフト・ジャパンが開いたワークショップ。新型コロナウイルスの感染拡大以降はオンライン開催としている

 設立時からのメンバーである大野誠一代表は、その狙いについて、「多くの日本人が100歳まで生きることに対して不安やネガティブな感情を抱いている。その現状を変えたかった」と話す。ライフシフト・ジャパンでは「自分の人生を自分で決める『オーナーシップ』」を重視する。

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