所属している企業の枠を飛び出して、ほかの企業・組織での業務やプロジェクトへ参加する越境学習。働く環境をがらりと変えることで、新しい学びを得たり、働き手の自律性を養ったりする効果が期待されている。社員にいかに効果的な越境学習の舞台を提供するか、企業は工夫を凝らし始めた。まず、ブリヂストンやパルコなど6社が参画する取り組みを見てみよう。その名も「越境コンソーシアム」だ。

■連載予定(タイトルや回数は変わる可能性があります)
くすぶるな50代 ミドルと会社すれ違い、継続雇用イヤ7割
グーグルなどリスキリングで連携 育てイノベーション人材50万人
・ブリヂストンやみずほ、ミドルを磨く 越境学習や兼業で経験開花(今回)
・元富士通SEはビール造りに手応え ライフシフトで夢に挑む50代
・故郷の町おこしに奮闘する元電通マン 古巣や元同僚が挑戦を後押し
・50代で起業塾の門たたく 更年期の女性支援、働き続けて社会に恩返し
・ライフシフトの出発点は自分発見 悩むミドルの心のブレーキを探る
・赤坂の紫乃ママが説くミドルのスキル 生涯現役へ人の輪を広げよ
・「物価上昇」知る50代の活躍、消費活性化にも意義 識者に聞く

 ブリヂストンやパルコなど6社は6月、エンファクトリー(東京・渋谷)およびデジタルホールディングスの支援を受けて「越境コンソーシアム」の試験運用を開始した。参加企業の社員は他社のプロジェクトに参画し、複数の仕事に携わる「複業」を体験する。プロジェクトの期間は6週間で、実働時間は原則45時間。自社以外での仕事を通じ、新たな知識や経験の獲得を目指す。

 第1弾で進めているのは「若者向けコミュニティサービスの企画」「オフィスの新しい活用法を考える」「会社のカルチャーを浸透させるための施策」など。20人が参加し「会議の進め方一つでもいろいろ方法があると知った」「情報共有が効率的。自社にも広げたい」などの声が上がった。

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