性別役割分担意識は、「男性は育児より仕事を優先すべきだ」という社会通念につながっており、佐野氏のように「パタニティー(父性)ハラスメント(パタハラ)」と呼ばれる嫌がらせを受ける男性従業員が後を絶たない。

 厚生労働省の2020年の調査によると、育児を目的とした残業の免除や休暇、子どもの看護休暇といった制度を利用しようとした際、勤務先の上司などから嫌がらせを受けた男性は26.2%に上る(「職場のハラスメントに関する実態調査報告書」から)。4人に1人の割合でパタハラを受けていることになる。

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