就職情報会社のディスコ(東京・文京)が、就職活動を控える337人の女子学生を調査した「女子学生の就職活動(2021年)」によると、就活で希望する職種は総合職が全体の7割を占め、一般職の同8%を大きく上回った。一般職を廃止し、総合職に職種を一本化する企業も少なくない。定年まで働き続けたいと答えた割合は5割を超え、希望する世帯のスタイルも共働きと答えた人が7割以上を占めた。

 保険業界も、かつては営業=男性、事務=女性という性別による職種のイメージが分かれていた。「営業の場に出ても、顧客先から男性ではないのかと驚かれることもあった」(鍋嶋氏)

 東京海上ホールディングスは08年から、女性が事務、男性が営業といった性別による仕事の区別を無くすプロジェクトを実施。性別により役割が固定化されていたのを女性の営業を増やし、19年度には1900人と08年度比で10倍以上にまで増加した。結果的に、保険業界でのマーケットシェアも改善したという。

 社内の仕組みづくりと同時に重要なのは、働く社員の意識改革だ。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り623文字 / 全文2286文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「あなたの隣の「ジェンダー革命」」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。