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マーケティングのリアル

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ソニー、カメラ購入後こそファン育成の好機 野鳥サークルや撮影学校
日経ビジネスが消費者1万人に「薦めたいブランド」を聞く今回の調査では、デジタルカメラについても調べた。首位となったドイツのライカカメラ、2位のニコンはカメラ市場で長らく存在感を放ってきた老舗メーカー。先行してカメラ事業を…
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薦めたい決済アプリ首位PayPay、自治体もファンに 地域で30%還元も
スマートフォンの決済アプリはインターネット分野の中でも特に急速に広がった市場だ。日経ビジネスが「薦めたいブランド」のランキングを作成したところ、ソフトバンクグループの「PayPay(ペイペイ)」がトップに立った。大還元キ…
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ネットフリックス、イカゲームだけじゃない視聴者を虜にする秘訣
新型コロナウイルス禍で市場が拡大した定額制動画配信のサービス。日経ビジネスがこの分野で「薦めたいブランド」を調査したところ、ネットフリックスが首位となった。今後、ディズニープラスなどの追い上げが想定され、ファンの獲得競争…
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人口減少・高齢化社会を勝ち抜く「ファンベース」経営とは何か?
顧客の開拓よりファンを大切にする「ファンベースマーケティング」の考え方が広がっている。社会構造や市場の変化が進むためで、専門家も経営におけるファンの重要性を訴える。
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薦めたい携帯サービスランキング、首位はLINEMO、ドコモは下位に沈む
日経ビジネスが主要10分野で調べた「薦めたいブランド」ランキング。携帯電話サービスの分野ではLINEMO(LINEモバイル含む)が首位になった。市場シェア首位のNTTドコモは7位に沈んだ。
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薦めたいECサイトランキング 首位ヨドバシ、楽天・アマゾン超える
企業の成長を支えるファンづくりが今、マーケティングの重要課題となっている。日経ビジネスでは主要10分野で、どんなブランドが最も人に薦めたいと思われているかを調べた。競争の激しいECサイト分野で首位になったのはヨドバシ・ド…
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食品卸のプレコフーズ、コロナ禍でも新規客3割増の秘訣
新型コロナウイルス禍で難局が続く飲食業。当然、食材を供給する事業者にとっても打撃は大きいはずだが、そんな見方に反して顧客を増やしている企業がある。業務用食品卸のプレコフーズ(東京・品川)だ。2021年にはコロナ禍前の19…
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携帯、自動車、コンビニ… 愛される企業ランキング 1万人調査
今、商品やサービスのヒットが長続きしないといわれる。見直されているのが、特定の会社を支持し、商品を買い続けるファンの存在だ。日経ビジネスでは、あるブランドをどれだけ友人や同僚に薦めたいかを示すNPS(顧客推奨度)の尺度を…
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UCCの外様マーケターが解いた缶コーヒー「BLACK無糖」の呪縛
ライオンや資生堂を経てUCCホールディングスのCMO(最高マーケティング責任者)となった杉山繁和氏はロングヒットブランドが持つ「呪縛」を解き、新商品の顧客層を広げた。
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羞恥心を取っ払え オカモトが社会に着ける明るくポップなコンドーム
「相手を思うことが愛なら、コンドームを着けることは愛」――。コンドーム国内トップのオカモトが独創的なマーケティングを繰り出している。その歴史は消費者が抱く羞恥心との果てしなき戦いだ。そもそもあまりメディアに登場しないオカ…
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キリン改革支えたマーケターの戒め 競合分析は毒にもなる
9月1日に急逝したキリンビールの布施孝之前社長と二人三脚で歩んできたマーケティング担当の山形光晴常務執行役員。「本麒麟」の大ヒットや「一番搾り」のリニューアルなどを経て業界トップに返り咲く原動力となった。「お客さまのこと…
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ソニー、テレビ販売で首位争い 実を結んだ顧客接点重視の改革
テレビの販売台数を追わないと宣言してきたソニーグループ。実際には2021年7月の台数シェアで首位に立った。高単価の大画面モデルにかじを切り、販売現場の改革を進めた結果だ。
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「なぜ今さらチェキ?」 富士フイルム、社内の疑問覆す新陳代謝
富士フイルムのインスタントカメラ「チェキ」が若者の心をつかみ、全世界で売れ続けている。昔から変わらぬアナログフィルムが、若者にとっては新鮮に映る。発売から20年以上のロングセラー商品となった背景には、常に若者の思考を捉え…
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消費者の「ペイン」を解決 再生したグリコのアイス「SUNAO」
「おいしさと健康」。アーモンド入りキャラメル「アーモンドグリコ」などを世に送り出した江崎グリコのパーパス(志)だ。健康寿命の延伸が不可欠となった現代社会において、同社のパーパスが持つ社会的意義はますます重視されている。し…
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おにぎりどう開封?「#セブンの豆知識」がバズった舞台裏
403万人のフォロワーを抱えるセブン―イレブン・ジャパンの公式ツイッターが配信する「#セブンの豆知識」。今夏、SNS上でこのキーワードが“バズった”。東京五輪の取材で来日した外国人記者がおにぎりの開封が分からないとツイッ…
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湖池屋・佐藤社長のマーケ進化論 「オタク商品がセンターを張る時代」
湖池屋の佐藤章社長はキリンビバレッジで缶コーヒー「FIRE」やペットボトル茶「生茶」などを手掛け、2016年に湖池屋へ移ってからはポテトチップス「プライドポテト」などを生んできたヒットメーカーだ。マーケティングの担当者と…
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ジョブズ、柳井氏トップ2 CMOが選ぶ“名マーケター”ランキング
日経ビジネスは国内主要37社のCMO(最高マーケティング責任者)らマーケティングのプロに実施したアンケートで、「マーケティングに革新を起こしたと思う経営者」について聞いた。イノベーションで市場を切り開く経営者は優れたマー…
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CMOが選ぶマーケティングがうまい企業 国内2位トヨタ、首位は?
連載では今回から2回にわたり、国内主要37社のCMO(最高マーケティング責任者)らマーケティングのプロに実施した独自アンケートの結果を取り上げる。まず今回は国内、海外企業それぞれについて聞いた「マーケティングを見習いたい…
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ビッグローブの格安スマホ 脱料金競争へ、新プランの鍵は社会貢献
インターネット接続サービス大手のビッグローブ(東京・品川)が、7月から新たな格安スマホブランド「donedone(ドネドネ)」をスタートさせた。通信サービスは料金以外での差別化が難しいなか、月額料金のうち50円を社会貢献…
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優れたマーケター、松下幸之助 デジタル時代によみがえる教え
パナソニックがIoT家電を売っていく上で、利用状況を読み取りながら消耗品を配送する新サービスを始めた。最近話題の「顧客生涯価値(LTV)」を意識した新ビジネスだが、実は創業者・松下幸之助氏の「売った後の奉仕が永久の客を作…