小売業は薄利多売の厳しいビジネスだ。食品スーパー最大手のライフコーポレーションですら、2020年度の経常利益率は3.7%にすぎなかった。そんな中で、広島・岡山を地盤とするハローズは経常利益率5%を確保している。
異色なのはその営業時間。ハローズの店舗は原則として24時間営業体制を取る。足元こそ新型コロナウイルス禍の影響で失業率は上昇しているが、コロナ禍前には大手スーパーやコンビニエンスストア、外食の一部で人手不足による営業時間の短縮が経営課題としていわば「常識」になっていたはず。にもかかわらず、「24時間営業でも高収益」という“非常識経営”の秘訣はどこにあるのか。

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