日本の再生可能エネルギーの切り札とも言える、洋上風力発電プロジェクトの入札が揺れている。2021年12月に実施した第1弾の入札では、三菱商事を中心とした企業連合が圧倒的に安い価格で、秋田・千葉県沖の3海域を総取りした。予想外の結果に、業界団体の日本風力発電協会(東京・港)は入札ルールの見直しについて提言書をまとめ、政府も動いた。ただ、業界は一枚岩ではなく、「安さか、早さか」で意見が割れる事態となっている。

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