中国インターネット検索エンジン最大手の百度(バイドゥ)は8月8日、重慶市と武漢市で中国初の完全無人運転タクシーのテスト営業を開始した。車内に安全監視員を配置せず、特定の条件下で完全な自動運転を実現する「レベル4」の自動運転技術を備える。

 中国自動車大手の北京汽車集団グループが手掛ける高級電気自動車(EV)ブランド「アークフォックス(極狐)」をベースに開発したライドシェア専用車両「Apollo Moon(アポロ・ム-ン)」を用いる。初乗り料金は16元(約320円)、加算運賃は1キロメートル当たり2.8元とした。

 これによって中国における自動運転の普及は新たな段階に入る。助手席に乗った安全監視員が乗客の安全を確保する段階から、AI(人工知能)にすべてを委ねる段階へと進む。

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この記事はシリーズ「湯進の「中国自動車最前線」」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。