スタジアムに入る前に、少し建物の周りを歩いてみよう。

大きくは5方向にゲートがあり、建物の周りはぐるっと1周できる(イラスト:宮沢 洋)
大きくは5方向にゲートがあり、建物の周りはぐるっと1周できる(イラスト:宮沢 洋)

 少し専門的な話になるが、各層の庇(ひさし)の端部をとがらせたデザインが隈氏らしい。軒先の重なりがシャープに見える。

ここから見ると軒庇の端部のとがり方が分かりやすい(写真:宮沢 洋)
ここから見ると軒庇の端部のとがり方が分かりやすい(写真:宮沢 洋)
こんな断面。木の端部がぬれにくいようになっている(イラスト:宮沢 洋)
こんな断面。木の端部がぬれにくいようになっている(イラスト:宮沢 洋)
ただの木製ベンチもこんなに長いと写真に撮りたくなる(写真:宮沢 洋)
ただの木製ベンチもこんなに長いと写真に撮りたくなる(写真:宮沢 洋)
東側のコリドー(写真:宮沢 洋)
東側のコリドー(写真:宮沢 洋)

 内覧会では歩ける範囲が限られていたが、それでも南側の緑地や、客席下のコリドーなど、周辺散策が意外に楽しかった。五輪が終わったら、普通に散歩できるようになることを願う。

いざ、スタジアム内へ

 では、建物内に入ろう。

青山側(東側)のGゲート。現在、Gゲートの前には、前東京五輪で使われた聖火台が移設されており、五輪開催時の報道でもこの角度がよく映りそうだ(写真:宮沢 洋)
青山側(東側)のGゲート。現在、Gゲートの前には、前東京五輪で使われた聖火台が移設されており、五輪開催時の報道でもこの角度がよく映りそうだ(写真:宮沢 洋)
軒庇の木ルーバーは、施設の中へと続いていく(写真:宮沢 洋)
軒庇の木ルーバーは、施設の中へと続いていく(写真:宮沢 洋)
天井の木ルーバーが波打つようにスタンドへと導く(写真:宮沢 洋)
天井の木ルーバーが波打つようにスタンドへと導く(写真:宮沢 洋)
セキュリティーゲート(写真:宮沢 洋)
セキュリティーゲート(写真:宮沢 洋)

 入り口からまっすぐ歩いていくと、そのままスタンドに入る。動線が簡単。

1階のコンコースからスタンド方向(写真左手)を見る(写真:宮沢 洋)
1階のコンコースからスタンド方向(写真左手)を見る(写真:宮沢 洋)

次ページ 満席に見える客席は大発明?